毎日のパートナーに迎えたくなる、知的なデザインと高い走行性能。

毎日の暮らしを共にするからこそ、本物を選びたい。

日々の通勤に、気晴らしのドライブに。私にとってクルマとは、まさに毎日に寄り添うパートナーです。

控えめでありながら、つい目を止めてしまう存在感があるPassat Variantのたたずまい。それは、1本の無駄もなく描かれた線と、例えばフロントグリルの桟の1本1本まで、妥協なく計算し尽くされて作り込まれたクオリティの両方があってこそ醸し出されるものです。
そして、デザインだけではなく、大きさを感じさせない取り回しと、高い走行性能、なにより身体になじむようなここち良さを併せ持っていました。

Passat Variantは、あらゆる生活シーンで使いこなしたくなる、そんなクルマですね。

※車両は、2016年9月6日 以前のモデルになります。 Passat 2.0TSI R-Lineとはエンジンや仕様が一部異なります。

百瀬義行 アニメーション監督・演出家

1953年生まれ。1971年、スタジオ・ネオメディアに入社し『天才バカボン』『ルパン三世』『ど根性ガエル』など数々の名作の原画を担当。日本アニメーションを経てフリーになると1988年、『火垂るの墓』で初めてスタジオジブリ作品に参加。『おもひでぽろぽろ』など高畑勲監督作品になくてはならない存在に。1997年の宮崎駿監督作品『もののけ姫』では、スタジオジブリにCG室を立ち上げるなどデジタル技術にも積極的に取り組む。2002年には、さまざまなアニメーション技法を取り入れた実験的な短編集『ギブリーズ episode2』で初監督。2000年代に入ると、PVやゲーム、TVCM、絵本など、活躍の場を広げている。

仕事に集中したい、思い立ったらすぐに行動したい──。
-- 百瀬さんは普段どのようにクルマをお使いですか?

私がクルマに乗るのは、主に都内のスタジオへ通勤するためです。それ以外で出かけるのもほとんどクルマが多いですね。
クルマだと終電時間などを気にしなくていいので仕事に集中できます(笑)。また、ちょっと気晴らしに、東京から河口湖や富士山周辺までパーッとドライブすることもよくあります。思い立ったらすぐに行動できる、行動範囲が広がるのが、私にとってクルマが必要な理由です。

子どもが小さかったころはセダン車にも乗っていましたが、このところはずっとオープン2シーターのスポーツカーに乗っています。家族で出かけたり、大きな荷物を積まなければならないときだけ、家内用の国産ミニバンを使うことはありますが、普段は2人乗りで困ることはないんです。

そういう面では、Passat Variantを最初に見たとき「大きいかな」と思ったのですが、乗ってみると…汎用性が高いクルマですね。この1台があれば、ほかのクルマはいらないなと感じました。

クルマのデザインとアニメーションの制作は似たところがある。
-- 百瀬さんのお仕事であるアニメーションについてお聞かせください。

ジブリでは、その作品の世界観やアイデアを絵にするイメージボードを描いたり、シーンの構図とキャラクターの配置を決め芝居の段取りを設計する絵コンテやレイアウトの仕事を主にやりました。

最近はアニメーションの工程の半分はデジタル化されてますが、今も、最初は紙とえんぴつ、そして筆と絵の具で描いてます。線の強弱、筆のタッチ、絵の具のかすれなどが手描きのアニメーションの味になってます。でも将来、デジタルツールでそれも再現できるかもしれませんけど(笑)

また、アニメーションは映画なので、そのアイデアは書籍やメディア、会話の中の“言葉”から発想して見せ方を考えます。それを大勢のスタッフに伝えていくうちに、ブレないコンセプトの軸ができあがって、みんなで共感しながら、ひとつの作品がつくられます。その達成感はたまりません。

クルマづくりには、デザインに反映しなければならない性能や機能もあるでしょうし、多くのスタッフを説得してひとつのものを作り上げていくのでしょう。アニメーションも絵コンテを映画の設計図でありデザインとするならば、その絵コンテを元にスタッフの丁寧な仕事によって良質な作品になっていく。その意味では、クルマのデザインとアニメーションの制作は似ているのかもしれません。

-- お気に入りのアイテムと、その理由について教えてください。
松月堂のアニメ筆

この絵筆は、広島の熊野町にある「松月堂」さんとスタジオジブリが共同で開発したもの。毛の組み合わせや弾力にこだわって、1本で細かい線も太い線も描けるように仕上がっています。絵筆はさほど何種類も使い分けるものではないんです。ただし、紙はいろいろ使い分けます。絵の具のにじみ具合などに違いがあって、キャラクターデザインにはこれ、イラストを描くにはこれというように、用途によってこだわりがあります。

ワコム液晶ペンタブレット

絵の具の微妙な色あいはデータ化するのが難しい。ですから、できるだけ最終的なデータの状態をいいものにしたくて、自分で直接、修正や指示をするために、最近、液晶ペンタブレットを導入しています。少し前までは、モニターの前にスタッフと肩を並べて、ああだこうだ…とやっていたんですが。仕事のやりかたは様変わりしてきていますね。

illustration: Yoshiyuki Momose
すべての線には意味がある――という言葉にすごく共感できる。
-- そんな百瀬さんから見て、Passat Variantのデザインはどう思われますか?

Volkswagenはこれまで、いかにもドイツ車で、道具としてのスタンダード…というイメージがありましたが、最近のVolkswagenはスタイリッシュで、知的で、存在感はあるんだけど、どこか控えめで、けっして押しつけがましくない。そんなデザインに統一されてきたと感じます。

カタログでありがちな「写真映りが良すぎて、実物を見てガッカリ」ということがなく、エクステリアはむしろ写真より実物の方が良く見えますね。立体感がいい。特にこの「逆台形」のヘッドライトなどは、大胆で、いい意味で挑戦的です。

チーフデザイナーがエクステリアデザインについて、「あらゆるラインに意味をもたせた」とおっしゃったそうですが、アニメーションのキャラクターの線もやはり意味があって、制作途中で不要なものはどんどん削ぎ落としていきます。すごく共感できますね。デザインにおけるぶれない軸が感じられます。そういったこだわりによって、知的な存在感が生まれているのだと思います。

近ごろのクルマは有機的なデザインが多くて、ひとつひとつのパーツはそれなりにいいデザインなのかもしれないですが、まとまるとバラバラな印象となっているものが多い気がします。一方、Passat Variantは、立体感を演出する大胆なラインなどPassat Variant独自のキャラクターも立たせながら、それでいてVolkswagenのデザインとしてのバランスもよく、統一された雰囲気にまとめられていますね。

※車両は、2016年9月6日 以前のモデルになります。 Passat 2.0TSI R-Lineとはエンジンや仕様が一部異なります。

操縦性に一体感があり、乗ればすぐに身体になじんでくれる。
-- 新しいPassat Variantに1日試乗された感想をお聞かせください。

普段乗っているクルマと比較すると、ボディサイズは大きいんですが、1日も乗っていたら、すっかり大きさを感じなくなりました。Variantなのにボディの長さもまったく気になりません。車両感覚がいいのもあるし、操縦性に一体感があるんだと思います。

直進性の良さには驚きました。それは高速道路に限ったことではなくて、自宅付近の狭い路地でも、ステアリングの細かい修正をする必要がないのをハッキリ感じます。ですから、ずっと乗っていても、とても楽で疲れを感じません。

アダプティブクルーズコントロールは初経験でしたが、渋滞で試してみました。最初はドキドキしましたけど(笑)、すごくうまく走ってくれました。周囲のクルマや障害物を警告してくれる機能もありがたいと思いますね。ただ、それ以前に基本的な視界性能がいい。本当に運転しやすいクルマです。

普段はマニュアルトランスミッションのクルマに乗っていることが多いのですが、DSGトランスミッションはいかにも歯車が噛んでいるような「機械」の感触があっていいですね。こういうところも、私の身体になじみます。

※車両は、2016年9月6日 以前のモデルになります。 Passat 2.0TSI R-Lineとはエンジンや仕様が一部異なります。

-- 新しいPassat Variantのお気に入りポイントを教えてください。
  • ボンネット

    ボンネット

    「逆台形」のヘッドライトはとても個性的ですが、ボンネットから続くラインと見事にバランスが取れています。ヘッドライトの造形だけで奇をてらったデザインではないんですね。個性的でありながら、すべてのデザインが統一されていて、無駄な線がないところに感心します。

  • インテリア

    インテリア

    インテリアも控えめなデザインですが、すごく上質。実際にはハイテクで多機能なのに、どこか温かみが感じられます。私は世代的に、60年代の古き良き時代の刷り込みがあるんですが、直線の使い方やシートレザーの肌触りなど、どことなくクラシカルで自然になじむんですね。落ち着きます。

  • ドライビングプロファイル機能

    ドライビングプロファイル機能

    アクセルレスポンスは、スポーツモードが一体感があってしっくりきました。でも、ステアリングの感触などはノーマルのほうが、Passatに似合っています。プロファイル機能は、全部が変わってしまうタイプもありますが、Passatでは個々の組み合わせをカスタマイズできるので楽しいですね。

こういうクルマに、肩ひじ張らず軽やかに乗るのもいい。
-- 百瀬さんなら、Passat Variantでどんなライフスタイルを描かれますか?

今はジブリを離れて仕事をするようになり、以前よりも仕事をする場所を選ばなくなりました。

なので、Passat Variantで気ままなドライブをしながら、富士山のふもとで絵を描く…なんてライフスタイルもいいですね。実際に、通信環境があれば、液晶ペンタブレットでどこでも仕事できますから。

でも、若い人がカジュアルに普段づかいするのもいい。…というのも、実は今回の試乗の際、Passat Variantを届けてくれたドライバーさんが、Tシャツにショートパンツ、スニーカーという姿で乗ってこられたんです(笑)。クルマから降りてこられた様子が、本当に雰囲気が良く感じられました。Passat Variantは、どんな世代の人にもお勧めできる、ターゲットが広い1台ですね。

※車両は、2016年9月6日 以前のモデルになります。 Passat 2.0TSI R-Lineとはエンジンや仕様が一部異なります。

(撮影協力:江戸東京たてもの園

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